宇宙に行きたいですか？

　宇宙に行きたいと思いますか？　私は行きたいです。
宇宙から、月から、国境のない地球を見たいと思いませんか？　私は見たいです。


地球の環境が汚染されていると思いますか？

　地球には、自浄作用があるのを知っていますか？　私は知っています。
200年前の暮らしに戻れますか？　私は戻れません。


人類の革新を信じますか？
重力に魂を引かれていませんか？

　人間は、いや地球上に生まれた全ての生物たち、そしてその祖先達は、
かつて海にその命を宿した。
　それからどれほどの月日が流れたのだろう。生物たちは進化し続けた。
その活動範囲を海から陸・空に拡げてきた。
そして、我々人間はその活動範囲を宇宙にまで拡げようとしている。
なぜか？
　そう、人間はいつまでも重力の井戸に引かれ続けてはいけないのだ！
重力から解放されてこそ、人類は新たなる英知を獲得し、革新するであろう！




　今までの人生で、人や物に影響を受け、人生のベクトルが決まった、或いは変わったことはありますか？

例えば、あなたが高校生だったとします。大概、普通科高校の場合、進路選択という物があるはずです。
あなたは、どの道に進みますか？理系ですか？文系ですか？それとも芸術・・・？

数学が苦手だから文系にします？暗記物は嫌いだから理系にします？

ネガティブでない進路選びはその逆ですか？腕に自信があるから芸術系・・・。
物事の考察が好きだから理系・・・。歴史が好きだから文系・・・。


でも、ちょっとまって！
あなたのその進路選択、あなたの気づかぬうちに他から影響されてませんか？
また、自分の趣味の影響だとか・・・


長嶋にあこがれた少年が、プロ野球選手になった。
絵を描くのが好きで、画家になった、漫画家になった・・・。
歌うのが好きで、歌手になった・・・。
料理が好きで、料理人になった・・・。
世の中の”プロ”って呼ばれる人たちってみんなそうではないですか？



　私は、1975年11月に生まれた。別に「カブトムシ」のaikoと生年月日が一緒ということは隠す気はない。
問題は、4年後に起きたのだ・・・。私の人生のベクトルは、1979年に狂わされたのだ（？）。

　そう、その年スタートした「機動戦士ガンダム」これによって俺の人生の目指す方向は
決定されていた。理系の道に進み、宇宙への道を少なからず目指した。
CX系織田裕二主演（2001.1〜3）「ロケット･ボーイ」ではないが、宇宙に辿り着かず
平凡な日常を歩み始めた（？）私は、自分の人生ベクトルに影響を及ぼし、
今なお、その悪影響下にあり、人生のかなりのウェートを占める「ガンダム」を
たんなる1アニメ作品として捉えたくない、いや捉えるわけには行かない。
そう1学問として、全てを理解してみせる、と思い立ったわけである。
一般に言って航空宇宙工学は、工学系学問の総合的分野であると言える。
（某大学航空系学科の宣伝文句による。）
ならば、ガンダムを多面的学問として捉えるのも面白いのではないだろうか？
と言うのがことの始まりである。
ただ、ガンダム好きって言うだけで、宇宙を目指したのか？という己に対しての
問いに対する答えの模索の意味合いもあるが、俺の中でのガンダムを分析しない限り、
今の宇宙の道と隔たれた世界に生きている自分を肯定できない。
結構真剣ですよ。マジで。


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