プロローグ ～ギレンの野望 ジオン独立戦争記 編～
Ⅰ．発売日
発売日は、黄金週間まっただ中の、2002年5月2日（木）であった。
予約特典のストラップは欲しかったけど、この頃は確実に実家にいると思われたので
予約しないでいた。それ以上に、やり込んでいないゲームがコンシューマ、PC問わず
たくさんあったので、さすがのガンダム・ゲーといえども直ぐに買わなくていいや
と思っていた。
発売日当日、偶然実家そばのトイザらスに夕方行ってみると、在庫はまだあったが、
たかだかDVD-ROM1ケースとは言え、かさばるなぁと思って買わなかった。
それからほんの数日、TVで嫌って言うほど、ギレンの野望CMを観た。最初は、発売日
前から流れていた、新橋かどこかの駅前でサラリーマン男性に指導者についてインタビュー
している形式のCM。それに混じって、ゲーム画面を使っているCMも流れ出していた。
ゲーム画面自体にそれほど魅力は感じなかったが、CM最終カットが行けなかった。
どうして画面左側にハマーン、右側にシロッコの対話シーンを流す？
確かに、ギレンの野望シリーズは第3段。グリプス戦役のキャラクターが出てくるのは、
皆周知の事実だろうが、それにしてもCMで使うか？
これは俺に対する当てつけに違いない！と、どこかのニュータイプのように思ってしまい、
実家から帰るその日、前述のトイザらスに走り、新「ギレンの野望」をゲットした。
Ⅱ．これが、奴の実力か！
「ギレンの野望」は、もちろん第一作目のサターン版、プレステ版の「ジオンの系譜」と
やってきたが（それほどやり込みもしなかったが）、今作は凄い！
何がって、散々雑誌の前評判でCPUの思考時間が短いって書かれていたが、その前評判通り
のCPU思考時間。さすがはプレステ2だ。伊達にI/0プロセッサーとして、初期プレステの
ジオメトリ・エンジン（だっけ？）を積んでいるわけではないな（意味無し）。
この感動は、ナムコのプレステ・リッジ系ソフトでロード時間にギャラクシアン等を遊べたこと、
ドラクエⅦのローディングを感じさせないレスポンス、
に匹敵だ！